恋愛について>愛情は夫よりも子供に注がれる子供方が可愛い！

Ｃase 1 (10)
母子供に健康で、無事に大仕事を終えた私は、しばらく実家で体を休ませていました。
この頃には夫も毎日赤ちゃんに会いに実家に来ていて、父親としての自覚が芽生えたのか、よほど自分の子供が出来たのが嬉しいらしく、すごく可愛がっていました。
あまり私の両親と折り合いも良くなかったのに、実家にも泊まるようになり、円満な生活を送れるようになっていったのです。
私の心を除いて・・・・・。

この１年色々あり過ぎて子供が生まれても、嬉しいと言うより疲弊感、脱力感の方が出てしまい、しばらくの間は何もしないで、赤ちゃんと実家でのんびりしていました。
勿論子供は可愛いし、誰の手にも渡したくありません、この手でわが子を抱いている喜びは何事にも変えられません。
しかし私の心の中に、妊娠中に起きた事は決して忘れる事は出来ませんでした。
だってそうでしょう、妊娠中に他の女と浮気した挙句妊娠までさせて、中絶費用は私が立て替えたなんて、こんな話しそうそうあるもんじゃありません！

馬鹿げた話し、こんな仕打ちをされてまだ夫として父親として一緒に暮らさなきゃならないなんて、遅ればせながら、ほんと、私は馬鹿だと思いました。
離婚をしたい・・・。そう思い始めたのです。
そんな私の心を察知したのか、夫の両親は私の心を繋ぎ止めたいのか、自家用車を買ってくれたり、色々と気を使い始めましたが、私の心はそんな上っ面だけの行為をすればするほど逆に離れていきました。
子供が出来、愛情は夫より子供に注ぎ込める、別に子供がいるんだから、こいつはもういらないと思いました。